こどもの新型コロナウイルス感染症

こどもの新型コロナウイルス感染症について

こどもは新型コロナウイルスに感染しにくく、かつ感染しても軽症であることが分かってきています。いたずらに不安になることなく、通常の感染対策をしてください。現時点で分かっていることを日本小児科学会がまとめたものを示しておきます。

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  1. 新型コロナウイルス患者の中で小児が占める割合は少ないが、感染の拡大に伴ってその割合が増えてきている。
  2. 学校や保育所におけるクラスターは起こっているが、社会全体から見ると多くなく、小児例の多くは家族からの感染である。
  3. 小児は成人と比べて感染しにくい可能性がある。小児症例のウイルス排泄量は、成人と比べて同程度である。
  4. 小児の感染例では、ウイルスは鼻咽頭よりも便中に長期間そして大量に排泄される。
  5. 小児の感染例は成人例と比べ軽症であり、死亡例はほとんどない。
  6. ほとんどの小児の感染例は経過観察または対症療法で治療されている。
  7. 小児では抗体が検出されるようになってもウイルスの排泄が続いていることがある。
  8. 他の病原体との混合感染も少なくない。
  9. 新型コロナウイルスに感染している妊婦は感染していない妊婦よりも集中管理を要する可能性が高くなる。
  10. 新型コロナウイルスの垂直感染は稀で、児の予後は良好である。しかし、新生児の感染は重篤化する可能性も報告されている。
  11. 海外の研究では、学校や保育施設の閉鎖は流行阻止効果に乏しい可能性が指摘されている。
  12. 教育・保育・療育・医療福祉施設等の閉鎖や大人(養育者)のストレスが小児の心身に影響を及ぼしており、新型コロナウイルス流行による環境変化に関連した健康被害が問題となっている。